新潟を走る、お酒を楽しむリゾート列車
新潟県を走るJR東日本の「越乃Shu*Kura」(こしのしゅくら)に乗車しました。
主に金、土、日曜日に運転されますが、運行区間は日によって異なるので注意が必要です。一部の臨時列車を除いて3パターンあります。
- 上越妙高~十日町(列車名:越乃Shu*Kura)
- 上越妙高~越後湯沢(列車名:ゆざわShu*Kura)
- 上越妙高~新潟(列車名:柳都Shu*Kura)
運転日や時刻はJR東日本の下記サイトを確認してください。
呑み鉄たこちゃんは北海道から出かけたので、飛行機での移動が便利な上越妙高~新潟間の「柳都(りゅうと)Shu*Kura」に乗車しました。
列車名は運行区間によって異なりますが、車両はどれも「越乃Shu*Kura」の車両です。ややこしいので以下「越乃Shu*Kura」で呼びます。
びゅう旅行商品か?指定席券か?
「越乃Shu*Kura」に乗車するには、JR東日本の「のってたのしい列車」(いわゆる観光列車)でよくある、「びゅう旅行商品」で食事付で乗車する方法と、通常の「指定席券」を購入して乗車する方法があります。
1号車は「びゅう旅行商品」専用車両、2号車がイベントスペース、3号車が通常の指定席券で乗車できる車両です。呑み鉄たこちゃんは「越乃Shu*Kura」に乗車する場合は、通常の指定席券で乗車することをおススメします。
その理由は・・・
1号車へは「びゅう旅行商品」を購入した人しか入れないのでJR東日本新潟支社様の画像を引用致しますが、夫婦2人で乗車する場合、「展望ペアシート」か「くつろぎペアシート」の利用となり、写真で見てわかると思いますが、座席が快適じゃないんです!
通勤電車と同じような横向きの座席で、特に画像右側の「展望ペアシート」の場合、景色はいいかも知れませんが、背もたれの低いベンチのような席で、これで2~3時間の乗車は辛いと思います。
一方、通常の指定席券で利用する3号車は特急列車よりもゆったりとしたリクライニングシートなので快適なんです。これで乗車券プラス530円の指定席券で利用できるのはとてもお得です。快速列車扱いなので青春18きっぷとの併用も可能です。
3~4人で乗るなら「びゅう旅行商品」の「らくらくボックスシート」を利用できるので食事付きにも興味がありますが、2人で乗る場合は3号車の方が絶対に快適です。
「越乃Shu*Kura」の場合、2号車の売店が充実しているので食事なしの指定席券でも十分に楽しめると思います。
予約方法は「えきねっと」か「e5489」で!
指定席券で乗車する場合のきっぷの手配は乗車1か月前の10時から駅のみどりの窓口やインターネット予約で手配できます。
「越乃Shu*Kura」の場合、「瞬殺」とか「激戦」という程でもなく、インターネット予約で発売日の10時に操作するか事前受付でも取れる場合が多いとは思います。
青春18きっぷ期間や繁忙期は駅の窓口で10時ぴったりに取る方が確実かと思います。
JR東日本のインターネット予約
多くの人はJR東日本の「えきねっと」を利用すると思いますが、実はJR西日本の「e5489」でも予約ができます!
「e5489」の場合、「えきねっと」ではできないシートマップで好みの席を選べるという絶大なメリットがあります!
人気のある海側はD席です。JR東日本の列車なのに「えきねっと」でシートマップで選べないのに他社であるJR西日本「e5489」ではシートマップで選べるのは不思議な感じですね。
ただ、「e5489」では普通に検索すると利用区間によっては「越乃Shu*Kura」が候補に出てこず、途中で追い越される特急列車しか出ない場合もあり、コツが必要です。
そんな場合は「乗り換え指定」→「乗り換えせず利用する区間を指定」→乗車駅と降車駅を入力して「利用列車」を「快速・普通列車」を選択して検索すると上手くいきます。
予約だけでなく紙のきっぷの受け取りにも制約があります!
JR西日本のe5489で予約したきっぷはJR東日本管内では東京都区内の各駅と北陸新幹線の駅でしか受け取りができないのでこの点は十分に注意が必要です。
北陸新幹線の駅である上越妙高から乗る場合や、東京都区内から長岡や新潟まで行って乗る場合であらかじめ紙のきっぷを東京都区内で受け取ってから出発するような場合なら利用できます。
呑み鉄たこちゃん的にはネットで予約したJRのきっぷは急な変更やキャンセルに備えてできるだけ乗車当日に(紙のきっぷを)受け取るのをおススメします。
JR東日本「越乃Shu*Kura」乗車記②へ続きます。