野母商船「太古」上り昼便へ乗るために福江へ移動
長崎での用事を済ませ、長い自粛生活明けであったので、回り道をして帰宅することに。
野母商船の「太古」の上り便に乗ってみたかったのでわざわざ福江港へ移動しました。
長崎から福江はフェリーの他にジェットフォイルもありますが、呑み鉄たこちゃんは椅子に座ったままの高速船はあまり好きではないのでフェリーを選択しました。
乗船したのは長崎港12:25発、途中、奈良尾港経由で福江港16:20着の便です。
長崎港ターミナルは意外に充実
長崎港のターミナルはジェットフォイルと同じ建物ですが、売店やうどん屋さんもあって意外に充実していました。
船内には売店がなく自動販売機でカップラーメンとアイスクリームしか食べ物が販売されていないので船内で飲食するには事前の持ち込みが必須です。
また船内はアルコール飲料の販売はないので、必要な場合は長崎港で忘れずに購入して乗船しましょう。
’指定’でない2等指定席に乗船!フェリー「椿」
船内は2等と2等指定の2クラスしかなく、どちらも雑魚寝の大部屋です。個室はありません。
呑み鉄たこちゃんは1000円ぐらいの差しかなく4時間程度乗船するので2等指定を選択しました。
乗船してみると設備に大差はなく、単に利用する人の人口密度の差だけだと感じます。
’指定’という呼称なのですが、席の指定はなく、空いている部屋の好きな場所に入って、出港後に船員が検札に来て乗船券にスタンプを押されました。枕と毛布が利用できますが、利用しませんでした。
当日は2等もかなりすいていたのですが、2等指定は呑み鉄たこちゃん夫婦以外は誰も入って来ずに、大部屋1室貸し切り状態でした。これはとてもラッキーで2等指定にした価値がありました。
ちなみに2等の写真はこちら。途中の奈良尾港で沢山下船したときに撮影しました。
混雑してないならこちらでもいいかなと。船内で混雑具合を見て船内で差額を払って2等指定へ移動する方法もあります。
離島航路なので学生団体とかが乗船すると意外な時期に混雑するかも知れません。
「椿」の船内設備は必要最小限
雑魚寝の船室以外、離島航路なので設備は必要最小限ですが、船首を眺められる展望デッキがあったのは素晴らしいです。すぐそばが船員さんの部屋みたいなので、お客さんが多いとうるさいのではないかと想像します。
案内所と自動販売機コーナー。売店はありません。アルコール販売はありません。
バリアフリー席にのみ椅子席がありました。
設備は最小限でも楽しい船旅!
呑み鉄たこちゃんは長崎港でお弁当とビールを購入して乗船。貸し切り状態の2等指定で昼間から呑みながら船旅を楽しみました。
「椿」は本当に単なる「移動手段」と感じたフェリーでした。
個室がないのはおそらくニーズがないからで、お金のある人はジェットフォイルか飛行機を利用するのだと思います。
それでも長崎出港と五島に入ってからの景色は綺麗でなかなか良かったです。
また呑み鉄たこちゃん妻が案内所で船員さんに島について質問したら、五島について親切に説明してくれてパンフレットも頂きました。
途中、中通島の奈良尾港を経由、約4時間で福江港へ到着しました。
次はいよいよ「太古」上り昼便へ乗船です!