夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

【日帰り】流氷物語号&SL冬の湿原号乗車記③~たんちょうカー客車リニューアル!【2023年】

 

この記事の続きです。

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⑤SL冬の湿原号(標茶14:00→釧路15:42)

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必見!機関車の連結作業

標茶駅での快速「しれとこ摩周号」から「SL冬の湿原号」への乗り換えは1時間20分弱。

後進で出て行ったSLが客車を隣のホームに移動させた後、客車から外れて給水や点検を実施していました。

釧路行きのSLが客車に連結されるのは13時35分だそう。乗車が13時45分との事。

お店でランチする時間的余裕はないので駅近くのコンビニで買い物しました。本当に便利!

13時35分少し前に改札を通ってホームへ!

SLが近付いてきました!

一旦止まって連結器の確認でしょうか?カッコいい!

釧路行きのSLが反対向きに連結されました!標茶駅には機関車の向きを変える「転車台」がないので復路(標茶→釧路行き)は反対向きで運転されます。

跨線橋から見たSLです。

 

リニューアルされた客車を紹介!

いよいよ客車に乗車!呑み鉄たこちゃんが乗ったのはリニューアルされた「たんちょうカー」です!

たんちょうカーの全景です。頑張って一番に乗車して撮影できました!

釧路川側のカウンター席に乗りたかったのですが、常に予約が入っていてかなり粘ったけど2席続きでは予約できず、ボックス席に乗りました。ボックス席も床が少し高くなっていて景色が見やすいよう工夫されていたので快適!しかも他の車両(ストーブカー)のボックス席よりカウンター席で余裕が出来た分、少し広めの座席幅となっています。たんちょうカーの方が満席時の人口密度が低いので快適です!(鉄オタ的には発電機が付いている車両なので騒音が少しあります。)

座席のモケットの柄は鶴と雪です!

照明のカバーにも雪とタンチョウの模様が!

展望通路。床下にあった発電機を室内に設置。通路釧路川側の席が取れなくても適宜、席を離れて景色を楽しめるように配慮されたフリースペースですが、指定席券を持っていないのか、相席を嫌がってか?ずっと動かずにここに立っていた人が居たので利用し辛い雰囲気でした。(釧路到着前に撮影)

充電コーナー。共用です。座席に設置してほしかったと思いますが、難しかったのかも知れません。誰も利用していない感じでした。

他の車両も紹介します。

2号車のストーブカー。カフェもあります。他の車両は14系客車ですが、この車両だけは旧型客車で床が板張りでレトロな雰囲気です。

天井には国鉄(JNR)マークの扇風機が健在!

2号車のボックス席は本物の旧型客車なので他の車両よりも狭いので注意!

3,4号車のストーブカー。こちらは14系客車です。今年、リニューアルされました。(釧路到着後に撮影しました。)

車内のストーブでカフェで購入したスルメを焼くことができます。

各車両とも、客室内はリニューアルされて素敵な内装となっていますが、デッキ部分は14系客車、そして国鉄の雰囲気がそのまま残っていました。

ゴミ箱と非常ドアコック

民営化以降のキャラクターですがJR北海道のモジャくんも!

2号車のドアはは旧型客車で自動ドアでないためか封鎖されていました。

 

晴天のなか、のんびりSLの呑み鉄

14時00分。盛大なお見送りを受けながら標茶駅を発車!

(また来てねの文字、一番上が外国語、しかも・・・なのが複雑な心境?)

早速、呑み鉄スタート!発車直後のカフェは混むと思い、コンビニで買ってきたビールとサラダです!

1号車なので最後尾の窓からの景色です。先頭5号車からは連結しているSLの姿が見える筈ですが、人が多くて近付けませんでした。

茅沼駅ではタンチョウが居ました!

茅沼駅発車後の踏切。

塘路駅では12分停車があるので外に出て撮影が可能です!

但し!2号車のカフェが14時50分(=塘路駅発車)で閉店すると放送が入ったので慌てて買い物に行き、ビールを買いました。サッポロクラシック350円と観光列車としては良心的な値段でした。

ホームの長さが足りないので客車がはみ出してしまいます。

機関車と客車の連結部分。

網走行きの普通列車と行き会いました。

反対側のホームへの踏切から。

塘路からは釧路川のすぐ近くを走ります。車掌さんから川に一番近付く場所だと案内放送がありました。

快適なたんちょうカーで呑み鉄を続けます。つまみは浜小清水の道の駅で買った「ほがじゃ」です!

ログハウス風の釧路湿原駅!

最後の見所は釧路川橋梁!撮り鉄が集結していました。寒いのにねえ・・・

撮り鉄ってマスコミに叩かれるけど、悪い人はごく一部だと思います。色々な列車から撮り鉄を見ていると、SLを撮っている撮り鉄は優しい人が多い、SLの乗客へ手を振ってくれるんです!

 

あっという間の1時間42分、釧路駅に到着しました。

 

SL指定席券事情?

客車のリニューアルの費用を捻出するため指定席料金は従来の倍額の1680円となりましたが今年の「SL冬の湿原号」の指定席券の予約状況は良く人気が高いようです。更なる増収のために急行にして3月の青春18きっぷで乗れないようにしては?とすら思います。

1か月前の発売日に10時打ちでないと「たんちょうカー」のカウンター席は厳しそう。カウンター席の直前キャンセルは少ないです。キャンセルがあったとしてもすぐに取られます。他の席なら3日前ぐらいからちょこちょことキャンセルがあるので諦めずに粘れば何とか取れる可能性が高いと思います。直前に粘るよりも1か月前の10時に取れる方が精神衛生上は良いと思いますけど。

えきねっとのチケットレス座席指定券ならJREポイントが付き、紙のきっぷを受け取る必要がなく、発車直前まで希望の席が空くのを粘れるので便利ですが、呑み鉄たこちゃんは紙の指定席券が欲しかったのでポイントを捨てて紙のきっぷを発券しました。車内で乗車証明書の配布があるので記念はそれでもいいならチケットレスの方が利便性が高いと思います。

www.eki-net.com

やっぱり紙のきっぷは欲しいよね・・・

次回へ続く

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