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乗船!4名個室のお部屋紹介
乗船すると「フェリーしまんと」のマットが迎えてくれました。ここで船員さんから部屋の鍵とアルコール消毒液を受け取りました。消毒液はもちろん自分でも準備していますが嬉しい心配りですね。
指定されたお部屋に入室。幸い右舷側でした。携帯の電波は明らかに陸地側の部屋の方がよく入ります。
ネットで予習した通りのお部屋でした。カーペット敷きのお部屋に折り畳みのベッドが4人分。窓側にテレビと冷蔵庫がありますが、洗面所やシャワーなど、水回りは一切ありません。
2泊3日の長い乗船なので冷蔵庫が重宝しました。十分な大きさで、冷蔵庫のサイズ感はこんな感じです。2リットルのペットボトルも立てて入れることができました!
ドア側のロッカーには枕、キルトケット、毛布、ベッドパット、シーツ等がありました。ベッドメイクはセルフサービスなんです。シーツが1人2枚あるので敷きシーツの他に掛け布団や毛布にもシーツを付けることができます。
よくYoutuberやブロガーの方がキルトケットや毛布をそのまま掛けて使っているのを見ますが、それにはかなり抵抗があります・・・
空調の調整は部屋ごとに設定可能なので快適でした。
壁に謎の「?」標識、どうしても気になったので帰宅して調べたらIMOシンボルというもので消防設備の「煙探知機」を示すようです。(もし間違っていたら教えてください。)
2泊過ごしてみた感想ですが、水回りがないのが不便でしたが、2名で過ごすのは十分な広さでとても快適に過ごすことができたと思います。
感染症流行語は部屋にシャワー、トイレへのニーズがあるかと思いますが、本船は2016年建造で、当時としては航路事情に合わせた個室を考えたのだと思います。水回りの配管を各個室へ引くとコストがかかり古くなると水漏れ等のメンテナンスが大変だと思いますから。
部屋を自己清掃&ベッドメイク
2泊を過ごす部屋ですから、安心して過ごせるように呑み鉄たこちゃんは自分達で部屋を清掃、消毒しました。
左の写真は準備した消毒液、右側の写真が船員さんから渡された消毒液で、下船前に回収するとの事でした。カーペットや寝具をスプレーで消毒、手で触る所はアルコールシートで拭き取りしました。以前はあまり気にならなかったのに・・・面倒ですが仕方ありません。
次はベッドの準備をしました。折り畳み式のベッドを展張して寝具、シーツを敷いてすぐに眠れるように準備しました。
今回、窓口で4名部屋に変更してもらいましたが、2名部屋だと上段のベッドメイクが大変そうです。勇気を出して4名部屋への変更をお願いして本当によかったと思いました。
東京出港!初回の食事は弁当持ち込み
部屋で色々と作業をしていたらあっと言う間に出港時刻でした。デッキに出て出港風景を眺め、東京ゲートブリッジを通過してから部屋に戻りました。
自動販売機が並ぶオーシャンプラザではちょうど出港、夕食の時間帯で、混雑とまではいきませんが、一部の人たちがグループで酒盛りをしていたため、必要な飲料をさっと購入して部屋でのんびり過ごすことにしました。
緊急事態宣言は解除されましたが、公衆の場所での酒盛りはリスクが高いと思うので極力近付かないようにしました。
新千歳空港で買った「すず花」のお弁当、羽田空港で買った「崎陽軒」のお弁当、コンビニで買ったポテトサラダとつけものを夫婦でシェアして食べました。
自動販売機が充実していて楽しみでもありましたが、さすがに北九州まで2泊乗るのなら、最初の食事はちょっと豪華なお弁当類を持ち込んだ方がよいと思います。
ビールが呑み鉄たこちゃんお気に入りのプレミアムモルツが船内で販売しており、アサヒスーパードライと値段が同じ(500ミリ缶350円)なのも嬉しい点でした。重いビールを持ち込むよりは船内で買った方が合理的だと考えます。
幸い、東京湾を出て外洋の航海となってからも大きく揺れることはなく、ゆっくりと眠る事ができました。
次回へ続く