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天龍村の大都会?平岡(ひらおか)駅
「飯田線秘境駅号」は平岡駅で普通列車に抜かれるため38分も停車しました。車内放送では「天龍村の大都会」と紹介されました。駅はホテルと同じ建物にありました。
ホテルは「龍泉閣」というホテルです。
改札口の横がフロント、売店になっていて買い物ができました。また、ホテルのトイレも利用できるので多くの人が利用していました。
そして呑み鉄には重要なビールの自動販売機がありました!
「飯田線秘境駅号」には車内販売がないのでここでビールを補給できます。これは嬉しいですね。500ミリ缶が320円、350ミリ缶が250円と、ややお高いですが、とてもありがたいと思います。
下の階にはレストランもありました。
外で地元の物販がありましたが、雨が強かったので遠慮しました。本来は雨天中止の予定だったようですが、来てくれた業者さんもあったようです。「飯田線秘境駅号」が発車するときは手を振って見送ってくれました。
為栗(してぐり)駅
この駅はダムで水没した集落のためにあった駅だそうです。車で駅に来ることは不可能で天龍川にかかる吊り橋で徒歩でないとアクセスできないそうです。この駅名は知らないと読めませんね。
吊り橋まで行ってみたかったのですが、停車時間が6分しかなく、雨も降っていたので断念しました。
温田(ぬくた)駅で上り「飯田線秘境駅号」と交換
ここは停車駅ではありませんが、上りの「飯田線秘境駅号」と交換するため運転停車しました。上りは停車することなく通過でした。お互いのお客さん同士、手を振り合うよう放送がありました。
崖に張り付くような田本(たもと)駅
小和田駅に続いて飯田線の秘境駅といえばここの印象が強いのではないでしょうか?これぞ秘境駅の印象です。
普通列車で訪問する場合は全く問題になりませんが、「飯田線秘境駅号」で来た場合は多くのお客さんが一斉に下車するため、この写真を撮れる場所へ来るためには「密」になります。
階段は急で狭いです。混乱を回避するためにホーム端の階段の所でオレンジのJR東海スタッフの方が人数を区切って通行止めとして、そのグループのお客さんが帰ってきたら次のグループを入れる’交通整理’を行っていました。
並ばずにスムーズに見たければ最後部3号車後方のドアから出て真っ先にここを目指すと良いと思います。
先頭1号車のホームの先にはすぐにトンネルがあります。こちらも見所です。この駅は長めの17分停車、到着前には時間はあるので安心するよう車内放送がありました。
次回へ続く