朝の松山観光港を出港!
「シーパセオ2」は定刻よりもやや遅れて松山観光港を出港しました。
隣には松山・小倉フェリーの「フェリーくるしま」が停泊していました。元関西汽船のフェリーで令和の今となっては貴重な昭和生まれです。関西汽船時代に何度か株主優待券で利用したことがありますが、会社が変わってからは利用していません。
船内設備の割に運賃が割高な印象が強くなかなか機会がありません。
船内売店でうどんの朝食
出港後は早速売店へ行き、朝食を購入します。呑み鉄たこちゃんは乗り物の中で営業している食事は積極的に利用したいと考えています。時々ハズレはあるかも知れませんが、利用することが応援になり、食事提供を続けてもらうことに繋がると考えています。
かけうどんが450円、おにぎり付きのセットが650円でした。缶ビールは300円でした。
こういう所の食事って高くてあまり美味しくない印象が強いのですが、普通に美味しい!動く景色も調味料なんです!地元の人も利用していましたよ。朝日が眩しいカウンター席で瀬戸内海の景色を眺めながらビールを呑みながらの朝食は最高でした。
外部デッキも多彩で楽しい、公園のような「シーパセオ2」
「シーパセオ2」の外部デッキは公園のように造られていてとても楽しいです。
特に最上階にある「しお風のガゼボ」は風よけがあり、テーブルと椅子があるのでデッキで長い時間のんびりと過ごせます。船でデッキに出てみたたけど寒くてすぐに室内に入るって’あるある’ですよね。
外部デッキにも寒さを緩和するように座る場所を沢山設けているのは混雑への対策でもあるのだと思います。
昼間の瀬戸内海航路の楽しさは他のフェリーや高速船が頻繁に見れること。「シーパセオ」ならデッキで瀬戸内海の島々と航行する船をのんびりと眺めることができますよ。
最大の見所、音戸の瀬戸通過
この航路の最大の見所は音戸の瀬戸通過です。放送で安全のため減速して通過すると案内がありました。どこから眺めようか悩みましたが、往復乗船するので行きは前方が眺められる客室内から眺めました。
川のような狭い水路をフェリーが慎重に航行する光景は圧巻です。途中で反航船が来たらどうするのか?と思いましたが、今はライブカメラで確認するそうです。
音戸の瀬戸を通過するとすぐに呉港に到着しました。「シーパセオ2」は広島行きなのですが、今回は終点まで乗らず、呉港で下船しました。
瀬戸内海汽船「シーパセオ」「シーパセオ2」乗船記③ 松山→呉→松山 へ続く