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多彩な席が魅力!~瀬戸内海汽船「シーパセオ」乗船記①(松山→呉→松山)

 

2020 年8月1日就航の新造船「シーパセオ2」に乗船!

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シーパセオ2 松山観光港

伊予灘ものがたりで観光列車の旅を楽しんだ翌日は瀬戸内海汽船の「シーパセオ」と「シーパセオ2」で松山から呉を往復する船旅を楽しみました。

「シーパセオ」は昨年、「シーパセオ2」は今年就航したばかりの新しいフェリーで、近距離の航路とは思えない、オシャレで充実した設備で人気になっています。

 

乗船前には配船チェックが必須!

「シーパセオ」と「シーパセオ2」が就航している松山~呉~広島間のフェリーは瀬戸内海汽船の他、石崎汽船という会社と共同運航しています。

共同運航の石崎汽船も新造船なのですが、「シーパセオ」「シーパセオ2」と比べると地味なので予定が許せば瀬戸内海汽船の2隻を選んで乗ることをお勧めします。

いちおう、時間帯でどちらの会社のフェリーが就航するかの原則は決まっています。下記リンクの時刻表の「灰色」の便が瀬戸内海汽船の便です。

setonaikaikisen.co.jp

考え方としては瀬戸内海汽船は夜間は広島で停泊、石崎汽船は松山で停泊となり、それぞれ2隻ずつ運航しており、1日の運航回数が3往復の場合と2往復の場合が交互に配船されるものです。

なので便ごとの運航会社は原則決まっていますが、船は「シーパセオ」と「シーパセオ2」が交互に配船されます。

「シーパセオ」も「シーパセオ2」でもどちらでも新しいし、内装や設備は見分けが付かない程同じなので気にする必要はないと思います。

原則原則と強調しましたが、ドック期間中等で減便する期間は変則配船となり、会社の固定はなくなります。法則はあるのですが、複雑なので公式サイトで「運航予定表」で船名を確認して乗りましょう。

 

松山観光港から出発!

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松山観光港ターミナル

松山観光港へは伊予鉄道の電車と電車に接続している松山観光港連絡バスを利用しました。市街地から松山観光港まで乗り換えなしで快適に移動できる松山観光港リムジンというバスもありますが、高速船に接続前提のダイヤなのでフェリーの場合には便利ではありません。

ここで驚いたのが、伊予鉄道のICカードがあるのですが、他の交通系ICカードとの提携をしておらず、部外者は他の会社のICカードを使えません。

しかも電車の切符の自動販売機が食券の券売機みたいで自動改札はICでタッチのみで紙のきっぷは有人改札を通る必要があるんです。ほとんどの人がICでアウェー感が半端なかったです。

8時25分のフェリーに乗船なのですが、松山観光港へのバス到着が7時59分とけっこうギリギリだったりします。行きは「シーパセオ2」でしたが、広島からの入港が8時10分で乗下船作業を行って8時25分発なので時間的には十分です。フェリーに乗るといっても地元では電車感覚のようです。

広島からのお客さんが降りて清掃をしていよいよ乗船です。

 

多彩なスペースが魅力の「シーパセオ」の船内

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シーパセオ リラックス・シート

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シーパセオ パノラマ・ソファ

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シーパセオ こあがりエリア

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シーパセオ 引き波のはなれ

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シーパセオ おざしきエリア

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シーパセオ ごろねエリア

どうですか?

席だけでもこれだけ多彩な席が用意されていて、好みに合わせて好きな場所が選べます。

席は指定席ではなく、早いもの勝ちなので目指す席がある場合は早めに乗船しましょう。松山行に呉から乗船する場合は広島からの乗客が乗っているので不利ですが。

1往復して感じたのは「おざしきエリア」がダントツの人気な感じです。写真は復路に乗った「シーパセオ」で下船時に撮ったのですが「シーパセオ2」にはテーブルが付いていました。乗客は多くなかったのですが、往復とも全区画塞がっていました。

ところで「おざしきエリア」のスリッパってカーペットの上で履くものなのか、買い物やトイレとかで席を離れるときに履くために用意しているのか謎なんです。

どちらの光景も見ました。ということはトイレを歩いたスリッパが間接的にカーペットの上も接しているという事?気になる方は避けた方がいいと思います。

「こあがりエリア」は往復ともビジネスマン風の人がパソコンを広げて仕事をしていたのが印象的でした。コンセントもあるし、自宅にいるような感覚で仕事ができるのでしょうね。

皆さんはどの席がお気に入りですか?

 

売店や軽食販売も充実! 

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シーパセオ 売店

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シーパセオ リフレッシュ・ラウンジ

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シーパセオ パノラマ・カウンター

船内の中央には売店があり、軽食やお土産等の販売もあります。うどんやカレー、オムライスやたこ焼き等、温かいメニューもありました。

その周辺には飲食できるテーブル席やカウンター席があります。接客の乗組員さんも男性の方と女性の方の2人もいました。

こういう近距離のフェリーだとソフトドリンクの自販機だけで売店すらないというフェリーもよくあるので感激です。

http://setonaikaikisen.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/12/Regular.pdf

 

個室こそないですが、豪華なフェリーのパブリックスペースだけという感じの作りだと感じました。

 

瀬戸内海汽船「シーパセオ」「シーパセオ2」乗船記②へ続く 

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