酒田から快速「最上川」~乗り鉄の定番コース!
快速「海里」を降りた酒田駅からは快速「最上川」へ乗り換えます。新庄からは「とれいゆつばさ」や「快速湯けむり」(旧「リゾートみのり」)へ乗り継げるので乗り鉄の定番コースになっています。
快速「最上川」はキハ110系2両編成。運転席の所に「奥の細道」とプリントされています。
意外と早くからホームへ入って乗車できました。JR東日本が推し進める全てロングシートでない貴重な普通(快速)列車です。ボックス席は4人ボックスと2人ボックス、ロングシートがありますが、
乗客の傾向として
- 2人ボックス席が1人客と2人客で真っ先に埋まる。
- 2人ボックス席が埋まればロングシートか4人ボックス席に分かれる。どちらかといえばロングシートの方が地元の人には人気?鉄道マニアは4人ボックス席の傾向?
- 改札口から近い後ろの車両の方が客が多くなる。
ようです。
4人ボックス席に1人、ロングシート部分に2人以上で座る人も居て、2人ボックス席が塞がった後は’心理戦’が繰り広げられます。
混んでいないので座れない人はいないものの人口密度にばらつきがあり着席効率が悪く、JR東日本が普通列車のロングシート化を進める理由がわかる気がしました。
呑み鉄たこちゃんは夫婦旅ですが、2人ボックスにしました。4人ボックスに2人で座っても多分相席にはならないと思いましたが、2人ボックスは最上川が見えるのと、欲張って相席になるかドキドキするより2人席に2人で座っていた方が絶対的な安心感がありますから。
最上川の景色が楽しめます!
「海里」で生ビールを飲んだので「最上川」では飲酒せずにお茶だけにして車窓を楽しみました。余目までは「海里」で通った羽越本線を後戻り、陸羽西線に入りました。
途中、最上川に沿って走るところがあり、運が良いと川下りの舟が見えることがあります。見えたのですが、あっという間の事でトンネルも多く写真が間に合いませんでした。
急行列車のような快速「最上川」
快速「最上川」は1日1往復ですが、新庄発酒田行は陸羽西線内は各駅停車で、通過するのは羽越本線の余目~酒田間のみ。一方、酒田発新庄行は陸羽西線内も通過があり、本当の快速運転という感じです。
地方のローカル線で本数も少ないので多少時間がかかっても普通にして利用頻度を高くした方がいいような気もしますが、1日1本限りの看板列車なのでしょうか?
快速と言っても地方のローカル線なのでゆっくり走るのかと思いきや、飛ばす、飛ばす!
直線が多く、通過駅も多いので迫力ある走りを体験できました。国鉄時代の気動車急行を思い出させる走りで大満足!
ただし、先頭車に乗るとトンネルに入る前とかに警笛が頻繁に鳴るのでかなりうるさいです。気になる人は後ろの車両がいいですが、後ろは酒田駅改札に近いので混むので悩みますね。
途中駅で「湯けむり」ラッピングの普通列車と行き会いました。
普通列車だと1時間10分ぐらいかかるところ、たったの51分で新庄駅へ到着しました。青春18きっぷでは乗れなくなりますが、急行料金を取ってもいいのでは?と思うぐらいです。
新庄駅からは「快速湯けむり」号へ乗り換えしました。
快速湯けむり号乗車記へ続きます。