阪九フェリー新造船「やまと」2020年6月30日就航!
呑み鉄たこちゃんは都道府県をまたぐ移動自粛要請が解除されたので長崎県に出かけてきました。
飛行機で伊丹へ、タクシーで神戸六甲アイランドへ向かい、阪九フェリーのピカピカの新造船「やまと」に乗りました。
蛇足ですが、予約していた関空行きの飛行機が欠航となり伊丹行きへ振替されたため伊丹→関空への交通費として1人2000円頂きました。(本当は伊丹がいいけど関空が安いから関空を選択していたのに・・・)元々1万円以下の安い航空券なのにさすが大手航空会社は対応が素晴らしいです。
伊丹空港からタクシーで40分ぐらいで神戸六甲アイランドへ到着。フェリーターミナルでは切符購入前に体温の検温があり、「検温済」の紙を渡されてそれを出して手続きとなりました。
神戸六甲アイランドのターミナルは船の撮影が難しいですね。
とってもお得な阪九フェリー「かきトク割」
実は当初、別府行きの’フェリーさんふらわあ’を利用して特急「ゆふいんの森」へ乗り鉄しながら長崎へ向かう案だったのですが、阪九フェリーさんが新造船就航&とてもお得なキャンペーンをやっていたので予定変更としました。
その名は「かきトク割」
通常、阪九フェリーはインターネット予約で2割引なのですが、かきトク割は3割引に拡大されたうえ、1000円分の船内クーポンがもらえます。
バス、トイレ付のスイートが3割引で夫婦2人で26400円。船内で使えるクーポンが1人1000円×2人分もらえるので実質2人で24400円、1人当たり実質12200円で乗船できるわけです。
当初予定していた’フェリーさんふらわあ’でバス、トイレ付きで同等クラスのデラックスを利用すると「船に泊まろう」という企画を利用しても夫婦で42340円で大幅な価格差があります。
JR九州の観光列車「ゆふいんの森」に乗りたい気もしましたが、新造船と価格の魅力に負けて直前に予定変更しました。’フェリーさんふらわあ’は社会情勢の影響でレストランの営業休止中であるのも大きな要因でした。
関西~北九州の値段を新幹線と比較してもエクスプレス予約やe5489で12000円台なので移動と快適な宿泊が付いてこの値段ならとてもお得感がありますね。
キャンペーン期間はお盆の繁忙期を除く2020年8月31日までです!
乗船!スイートのお部屋を紹介
乗船開始は出港1時間前の17時30分。
地上の切符売場で部屋のカードキーを渡されたので、乗船後は鍵を受け取るために並んだりチェックがあるわけでもなくスムーズにお部屋へ進めました。
船内の構造は「いずみ」「ひびき」とほぼ同じなので特に案内がなくてもわかりました。
お部屋のグレードは間違いなくビジネスホテル以上の快適性です。リゾートホテルとは言えないとは思いますが、動いている船の中だと考えたら文句はありません。
室内備え付けの備品もホテル並みに充実しています。
ロッカーには使い捨てのスリッパ、阪九フェリーのキャラクター「ふねこ」のタオル、浴衣、バスタオル、毛布が入っていました。バスタオルがビニールに個別包装されていたのは清潔感が高くポイントが高いです。
デスクの上には歯ブラシ、石鹸、ヘアゴム、くし、ひげそり、ティッシュペーパー、お茶、ふねこクッキー、電気ケトル、ドライヤーが置かれていました。
冷蔵庫の中にはお茶2本とミネラルウォーター2本が入っていてこれは嬉しいですね。
冷蔵庫の隣には空気清浄機がありました。
室内の空調も部屋ごとに自由に設定可能でこれも便利で快適です。
これだけ充実したお部屋に宿泊しながら移動して、新幹線と同等の値段って素晴らしいと思いませんか?
1つ下のトイレ付の「デラックス」なら2人で約7千円安くなります。それなら1人1万円以下で新幹線より安くなるのですが、夫婦で旅行するときはバス、トイレ付のお部屋ってとても大事な要素だと思います。
呑み鉄たこちゃんは夫婦旅にはこのスイートを強くおススメします。
夕暮れの神戸港を出港!
18時25分、いよいよ「やまと」は定刻よりもやや早めに神戸港を出港しました。フライング出港ってあり?
船内は瀬戸内海航路で滅多に体験できないほどガラガラ!
阪九フェリー新造船「やまと」スイート乗船記② 神戸港→新門司港 へ続く