夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

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飛行機の座席指定は心理戦~指定のコツと裏技③/ANA

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B777-200でのおススメの座席指定(夫婦の場合) 

今回はビジネス客の需要の大きい路線で運航されているB777-200の場合で考えてみましょう。より大きいB777-300であっても考え方は同じです。

夫婦旅でのおススメ座席は何といっても後方にある2人掛けの席です。これなら絶対に他人と相席になることなく、機種変更さえなければ搭乗まで安心して過ごせます。

しかしながらここの2人掛けは人気があるので早くから塞がってしまいます。「おひとりさま」にも人気があります。

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(出典:ANA)

2人掛けが既に指定できない場合、夫婦旅でのおススメは、早朝や昼間の便である程度空席があると予想される場合はB737-800と同様に、できるだけ後方の窓側3人掛けの中央を空けて窓側と通路側を選ぶと良いと思います。満席近くならなければかなりの確率で2人で占有できるでしょう。

一方、混雑が予想される便では中央4列席の後方で、反対側の通路側が指定済の席をおススメします。4席占有しようなんて4人掛けの両端などと欲張ってはいけません。B777-200が飛ぶような路線は基本的に需要の高い路線ですから、そんなにすいているケースは少ないのです。

スクショで選んだのは45D,E。そうすれば1つだけ空いている45F席は、本当に最後まで人気がなく残りますし、もし誰かが来たとしても、その人は反対側の通路を利用するので、搭乗時やトイレで他人が自分たちの前を横切る、又は自分たちが他人の前を横切る必要がなく、機内でのストレスが1つ減るのです。

窓側の3人掛けで相席になればこのストレスからは逃れられません。おそらく反対の通路側45Gを指定した人は隣に他人がこないように!と考えている人なので、こう指定したら喜んでくれる筈です。

スクショでは44列目が4席空席なので選びませんが、もし44列目が同じパターンなら44列目にします。混雑していて他人の間の席しか空いていない時、人間の心理として44列目の座席番号は敬遠されやすい(他13や9等)ので、空席となる確率が上がります!

余談ですが、最後列47列の中央4人掛けは当日開放される席です。どうしても希望の席が取れなかった場合は狙ってみてください。(航空会社の社員の移動等で開放されない場合もあります。)

 

B777-200 1人で乗るときの座席指定は? 

出張等で1人で乗る場合はどうでしょうか?

呑み鉄たこちゃんは隣が空席になる可能性を追求しますから、後方の2人掛けは絶対に選びません。通路側を選ぶ人で、かなり早い段階で相席が確定します。

だから後方の2人掛けを1人で指定する人の心理は相席が好きなのかな?とさえ思ってしまいます。新幹線の指定席でもDE席の2人掛けは相席の可能性が高く、3人掛けのほうが真ん中が空いて快適になる可能性が高いのに、2人掛けが人気です。

B737-800でお話したのと同様ですが、機内にある程度の空席が見込まれる場合、窓側が指定済、中央が空席の通路側もしくは中央4人掛けで反対の通路側が指定済を選びます。満席近くになると予想される場合は前方通路側に移動します。

 

ガラガラでも欲張った座席変更は搭乗直前に!

搭乗前日にシートマップをみたら見事にガラガラ!後方2人掛けを夫婦で指定していたけど、前方の3人掛けがまだ真っ新で残っている!

このような時、前方席に3人掛け2人占めを期待して移動したくなる気持ちはわかりますが、欲張った座席変更は搭乗直前まで我慢しましょう。

飛行機の空席状況は直前まで何があるかわかりません。たとえば前の便や他の航空会社の便が機材整備で欠航になれば振替で突然満席になることもあります。災害や事故などで新幹線など鉄道が不通になれば飛行機に乗客が殺到します。

そういう可能性もあるのでせっかく指定した条件の良い席は、たとえガラガラであってもキープ、2人で3人席占有?のような欲張った座席変更は搭乗直前まで待つことを強くおススメします。

 

ガラガラでも前方席での欲張った座席指定は避けよう!

飛行機の前方席は1分1秒でも早く降りたいという執念を持った人で混雑します。たとえ後方がガラガラであっても前方席に相席で指定する人もいます。

出張で2人で搭乗したときの経験ですが、搭乗当日、後方に空席が多数あったので前方の3人掛けで中央を空けて窓側と通路側で指定していたら、空港に着く少し前に中央席が×になったのを確認。

後方に空席が多数あるのに変だな?たかがSFC会員如きで中央をブロックしてくれる訳ないし???空港カウンターで手続きすると、こちらが聞く前にお兄さんが真ん中にチェックイン済の人がいると教えてくれ、後方でよいから移動をとお願いしたら空港管理の最前列へ移動させてもらえました。

カウンターのお兄さん曰く、後方が空いていても中央でもよいから前方という人が少なからず存在するとの事で、前方席での欲張った座席指定は搭乗直前まで避けようと心に誓ったものです。

 

まとめ、座席指定は心理戦!最後まで諦めるな!

3回にわたって飛行機の座席指定のコツをお伝えしましたが、いかがでしたか?何も考えずに座席指定するのと、真剣に考えて搭乗直前まで諦めずに何度もチェックするのでは機内で相席になる確率は大きく変わります。

夫婦旅では機内での時間も旅の1単位!

出張で1人で乗る場合も仕事に備えて休息(又は仕事?)する貴重な時間です。

座席指定を極めて快適なフライトを楽しんでください。