JR東日本「えきねっと」で不要になった指定席のキャンセル料を節約する裏技

新型コロナウイルスの影響で旅行キャンセル相次ぐ!

新型コロナウイルスの影響で旅行や出張の自粛が相次いでいますが、列車の指定席を予約したのに、中止するとキャンセル料がかかりますよね。JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっとJR東日本JR北海道完結の列車でのキャンセル料の節約方法を解説します。

www.eki-net.com

 

まず、電話でコロナ影響でのキャンセル連絡をすると無手数料で返金されます。

(2020年3月2日現在)

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新型コロナウイルスに伴う対応(JR東日本えきねっとより引用)

ただ、電話が殺到して繋がりにくいようで、「えきねっと」の場合、JR東日本JR北海道完結の列車の場合、「えきねっと特典」で普通にキャンセルしても払い戻し手数料は320円しかかかりません。長時間電話を掛け続けたり、電話代がかかることを考えたら、若干の手数料がかかってもネットでさっさとキャンセルした方が時間と労力を考えたら楽かも知れません。飛行機に比べたら、これだけでも良心的な手数料なのですが、もっと安くできる技を解説します。

 

3か月以内に指定席を使う予定はありませんか?

まず、「えきねっと」で取った指定席をキャンセルする前に、3か月以内に指定席を使う予定はありませんか?「えきねっと」ではJR東日本と北海道完結の列車は「えきねっと特典」が適用され、最初に予約した指定席の乗車日から3か月間は変更が何回でもできます。3か月以内に指定席を使う予定があれば変更すればキャンセル料の被害は「0」です。

ただ、JRの指定席は1か月先までしか予約できません。その場合は1か月以内の何でも良いので指定席を予約して何度か変更を続けたら先延ばしができます。

より期限を長くするために、直近の指定席を予約する場合でもまず、1か月先の指定席を適当に予約してから、本当に利用する指定席に変更すれば期限の先延ばしができます。

(例1)本日3月2日の指定席を「えきねっと特典」で予約した場合、6月1日まで何度でも変更可能。

(例2)本日3月2日に4月2日の指定席を「えきねっと特典」で予約した後、3月2日の指定席に変更した場合、7月1日まで何度でも変更可能。

 

閑散期の快速列車、こどもの指定席券に変更すれば160円で済み、ポイントが75円分もらえる!

えきねっと特典」では最初の予約から3か月以内で何度でも変更ができます。極端な例だと、東京~新青森間の新幹線グランクラス(大人)から、快速列車の指定席(こども)のような変更も可能です。

不要になった指定席の予約をそのままキャンセルするより、料金の安い快速列車のこども指定席券に変更すればキャンセル料を節約することができます。

JRの指定席料金はシーズン別で通常期、閑散期(特急は繁忙期も設定)があり、快速列車の場合、通常期が530円、閑散期が330円、こどもはその半額です。閑散期、下の表では1月16~2月末日、6月、9月、11月1~12月20日の期間の月~木曜(ただし祝日とその前日、振替休日は除く)とあります。要は不要になった指定席の予約をその期間の快速列車のこどもの指定席券に変更して放棄すれば330円の半額、は数は切り捨てなので160円で済む訳です。

本日3月2日だと、1か月以内に閑散期がないため、何度か変更を繰り返して6月1日迄引き延ばす必要があります。

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指定席料金(JR東日本より引用)

 こうして変更した快速列車のこどもの指定席券ですが、駅の指定席券売機で紙のきっぷを受け取ると「えきねっとポイント」が加算されます。このポイントはJRE POINTへ移行することによりSuicaへのチャージが可能になり、75円分のポイントが付きます。ということは160円の快速列車、こどもの指定席券を放棄しても75円ポイントが戻ってくるため、実質の損失は160円-75円で85円に節約できます。(紙のきっぷを受け取らないとポイントは付きません。またみどりの窓口で受け取ると50円に目減りするので、できるだけ指定席券売機で受け取りましょう。)

JR東日本エリアの閑散期が適用される快速列車の指定席

・快速はまゆり(盛岡~釜石)

・快速あいづ(郡山~会津若松

・快速リゾートしらかみ(秋田~青森)

・快速おはよう信越直江津→新潟)

ただ、こうしてキャンセル料を節約すると、上記の列車の指定席を本当に利用したいと思っている人が指定席を買えなくなり、迷惑となります。受け取った指定席券をみどりの窓口に持っていくと、席がコンピューターに返却され、他の人へ販売されるので、できるだけ返却するようにしましょう。駅で払い戻す場合の手数料は最低340円ですが、160円の指定席券を持って行っても返金がないだけで新たにお金を取られることはないので安心してください。

それが恥ずかしいな!と思う方は、できるだけ利用客の少なそうな、都市から遠い近距離区間へ変更するようにお願いします。(快速あいづは席数が少ない、リゾートしらかみは人気列車なので避け、おはよう信越直江津→柿崎間や、はまゆりの小佐野~釜石間など)

ものすごくセコイ話ですが、1枚だけなら320-85=235円の節約ですが、例えば家族4人で往復する旅行を中止するような場合は×8となる訳で1880円の差になります。これだけあると無視できない差になるのではないでしょうか?

  

究極は運休になりそうな列車に変更する!

えきねっと特典」で何度でも変更できるメリットを利用して、台風や暴風雪が予想される時に運休になりそうな列車へ変更しておき、予想通り運休になった場合は何の手続きも必要なく自動的に全額返金になります。運転される場合は発車6分前までに他の列車へ変更しないと大損します。爆弾低気圧の時の道東、道北への特急か台風直撃の房総特急などを除き、なかなか予想が難しいし手間や時間がかかるので、個人的には閑散期の快速指定席こどもへの変更が最強と思っています。

 

JR東海や西日本など他社の指定席は規則通り

これまで説明したことは、「えきねっと」での予約であってもJR東海や西日本、四国、九州の他社の列車には適用されません。変更できるのは1回のみ、前日以降にキャンセルする場合の手数料は30%となり、取り扱いが大きく異なるので注意してください。

ただ、前日にキャンセルする場合に30%の手数料を払ってキャンセルするよりも料金の安い快速列車の指定席券に変更する技はネット予約でなくても駅のみどりの窓口でも応用できる技です。(駅員さんもよく理解されていますが、あちらから教えてはくれません。)

駅のみどりも窓口やJR西日本のネット予約「e5489」では大人~こどもの変更はできません。 

 

さいごに

旅行中止になったときに「えきねっと」でキャンセル料を節約する方法を解説しました。「えきねっと」は駅に行かなくても指定席の予約ができてとても便利です。上手に利用して快適な旅行や出張をしてください。